猫の足跡 扉の向こうは別世界、そこは魔女の庭『ウィッチズガーデン』 製品版 レビュー
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扉の向こうは別世界、そこは魔女の庭『ウィッチズガーデン』 製品版 レビュー

ウィッチズガーデン



ウィッチズガーデン
メーカーういんどみるOasis
原画こ~ちゃ SD担当 成瀬未亜
シナリオ保住圭 高嶋栄二
点数85点



ういんどみるOasisの10周年記念作品第2弾の『ウィッチズガーデン』製品版のレビューです。
さて、こちらは2ヶ月ほど前に体験版でも触れていましたがかなりの期待作。こ~ちゃ氏単独原画でのういんどみる作品。またe-moteを導入したアニメーション。そしてういんどみる10周年の記念作!
今年やった作品ではハードル高めでの購入になった今作ですがはてさてどのような感じになったのやら。一応あらすじ

 さて、あらすじ
 城壁に囲まれた街、風城。そこにはまるでお伽話の中に迷い込んだのではないかと錯覚する程の異国情緒漂う世界が広がっていた。
 そんな世界に主人公、有馬洋輔は風城学園にこの春入学した。そこで彼を迎えたのは赤い髪をした1人の魔女。初々しい洋輔を見て魔女は告げる
 「ようこそ、“魔女”の庭へ……」

下記からになりまーす


システム面
e-mote関連で動作が一部重い環境があるけどまあこの手には良くあることなのでしょうがない。公式でパッチも来ているので不具合系は特に無し
肝心のe-moteは何度も触れていますが改めて。
立ち絵へのアニメーション、お呼び目パチとリップシンク等の調整や最終的には慣性の切り替えまでできるようになった本機能ですがこの作品を語る上で外せない機能です。
ゲーム画面中8割以上見ていることになる立ち絵で「見ていて楽しい」「テキストでは表せない細かい描写」「自然な表情の変化」の3点をより魅せることができるようになっています。
特に「見ていて楽しい」というのが重要。今までは良くて差分切り替えによる変化だったものが動きとして表現できるというのが非常に良い。特にあやりや今野、莉々子などの動きがあるキャラは非常に映えます。
今まで静止画でしかなかったものが動画の用にコロコロ変わる様子は作品内のお祭り事好きにも合っているエンターテイメント。制作も簡単にはいかないであろうこの機能を実装し、面白さを伝えてくれるだけでも今作は本当に良い作品だと自分は思います。
もちろん欠点としてシナリオをとにかく読み進めたいという方に対しては邪魔な演出となってしまうこと。またCGでは採用されていないところがマイナスなところ。次の機会があれば是非CGへの導入も期待です。

その他、一般的なシステム面では特に不満なし。音量関係では個別で調整できるしシステムボイス切り替えもある。環境設定も詳しく可能とむしろ納得の完成度です。
ギャラリー関係はキャラモードというe-moteで好き勝手動かせるぜモードがあります。あくまで作品内にあったアクション限定ですがこの機能でちょこちょこ遊べるのが面白いですね。せっかく面白い機能を実装しているのですからこういったのは嬉しい限りです。
後は音楽鑑賞画面で音量調整が可能なことも良い所かな。


音楽
収録曲は全36曲でボーカルが6曲となかなかのボリューム。各キャラのエンディング曲はキャラソンが個別で用意されておりそれとOPにトゥルーエンド用のEDとなっています。
BGMに関しては盛り上がり系の曲とコメディー系の差がちょっと弱いかなとか思いますが曲数の多さを生かして場面毎の切り替えが良い感じにまとまっている感じです。流す時は曲をしっかり長めに流しているのも良いところ。
ちょっとシリアスシーン少ないこともあってそっち方面の曲の印象が薄いと感じたのが残念。悪くない曲なので惜しい。
総じて綺麗な曲が揃っていますし街関係では異世界を意識した異質な曲もあれば騎士やパレードに合わせた曲が多く楽しさをかなり良く表現できています。プレイしてみて楽しかったと感じるのもe-moteと合わせた曲ありきかなと。
ボーカル曲は個別ソングというのもありますが本当にキャラのルートを綺麗になぞってある作詞だなと実感。涼乃EDとトゥルーエンド曲が頭ひとつ抜けている印象。トゥルーエンド曲は『Prologue』とこれまた曲聞いて鳥肌でタイトル見て鳥肌という結構お気に入りな感じ。
西洋RPGで聞きそうな曲が多々あるのも今作の特徴でしょうか。


演出・デザイン
演出はe-mote軸にほんと楽しさを追求した表現が多いですね。これこそ本当にe-moteありきなのですが立ち絵でキャラがぴょこぴょこ動く、表情が変わるというだけでもこんなに日常シーンの楽しさが増すのだなと思いました。
アクションシーンも言わずもがな、動きがあるって素晴らしいことですね。後は動きに頼るだけではなく感情エフェクトや細かい表情差分、実は結構多かった背景のバリエーション、効果音も細かいところまで手が混んでいてエンターテイメント性が高い。
ただe-mote導入してしまったがために剣の動きや魔法の演出が物足りないと感じてしまうのは贅沢ですかね?
もちろん悪くはないのですが今までのようなエフェクトを表示するだけで終わってしまっている上にCGを用いると絵が止まってしまうせいで普段動いているだけに勿体無く感じてしまいました。

デザインはいや、見事に世界観を守っているなと思えば日常的な背景もちらほら見えるのがちょっと面白いと言えば面白い。
あくまでそこの住民があっての舞台というのを感じましたね。後は科学分野的な施設ももっとあると異質感が増したのではないかな。
制服のデザイン込みでイメージを西洋風に統一してきているのは本当に良いところかと。涼乃の馬車や西洋甲冑などの表に出る面、住居内や学内など裏にあたる面でしっかりと切り替えができています
何よりアバター関連のデザインはどれもよくある職業を見て分かる良いものですね。悟郎のストライダーとかは言葉では分からなくてもコスチュームを見ればそこから想像できる物、あるいは騎士など逆にイメージしやすい物とこちらも丁寧に作られています!


シナリオ・キャラ個別
まずはシナリオ全般から。
言ってしまえば面白い作品ではあるけどそこまで、というところです。今作はシリアス系ではないのですがそれにしにしてももっと引き込まれるような表現が欲しかった。
盛り上げ方やギャグもどれも悪くはないのですが言ってしまえば単調だったのが残念です。もうちょっと会話キャラを変えるとか第3者を混ぜた展開にできればもっと面白い作品になったと思います。その点ではトゥルーエンドは多くのキャラが関わっての展開だったためその点は高評価です。
それとサブキャラが大立ち回りしすぎでのご都合主義的な展開が多いのも目立ちましたね。
ただやっていて思ったのは作品のテーマはそこなのかなとも思えるのですよね。風城にいる大人達に対して子供が挑んでいくというのが共通していたところのように感じます。
個別でも触れるのでまとめて言ってしまえば「次世代へ託す」というのが本作を通して伝えたいことなのかなと。作品内のゴールを目指すのではなくその先を描いていきたい、そんなシナリオだったんじゃないでしょうか。

ただ盛り上げるところや楽しませどころというのは本当によくできている構成です。そこだけははっきりと言えるところですし楽しんで欲しい点です。

個別で見ていけば水澄エクレア莉々子の本質へ触れない系ヒロインから
水澄エクレア組に関してはなんとも言えないところですね。なんか個別に入ったらエクレアの魅力が減ったような。あとこの2人の中で完結してしまっているストーリーだったのも面白さ半減の原因ですかね。
莉々子は逆に騎士をはっきりと目指しているという分かりやすいシナリオかつ幼なじみであった2人の心境の変化なんかは見ていて面白いものがあります。アクションも凝っているストーリーですし展開もなかなかに熱くラストに向けての盛り上げ方や騎士団のキャラの良さも合わさりかなり良いストーリーじゃないかな。

魔女組は本質へ関わることもあって前者にはなかった展開目白押し
涼乃ルートはあやりと少しずつ仲が良くなっていく展開が素晴らしい。涼乃の変化を追っていく様子が面白い。妹との喧嘩シーンでの主人公の介入時セリフは結構好きですね

あやり関係は個別とトゥルーがあるわけですがトゥルーはちょっと消化不良気味。悪くはないのですけど、なんというか引き込まれる感じが無かったのですよね・・・その点では個別の方が面白かったかなと


主人公がよく動いてくれるキャラだし一度決めればそこからの行動力はなかなかのものでした。出来事に対してしっかりと彼中心に広がっている、そんな感じです。それと何だかんだで周りを動かす役目も果たしていましたからね。
結構人間臭いところもありましたしね、個別に入ってからの明確な意思の強さや度胸は良い主人公を演じてくれていました。


Hシーンはあやり7回他4回。
基本的にはフェラありが2回ぐらいとアバター衣装プレイに私服、制服。全裸が少ない。あやりは個別とトゥルーでそれぞれあるから多いだけですよ。処女貫通シーンも2回あります。


総じて
面白かったというよりは楽しかったという作品です。言ってしまえばe-mote軸にするとこんなに楽しい演出ができるようになるんですよ!という感じです。
ストーリーも王道的な展開を軸に風城という異世界における明日を描いていくというクセの無い物語。そして何より子供の頃一度は考える魔物を剣で倒す、魔法が存在するという夢の国を実現した国がそこにあるというふうに受けました。
後は今までは大人が、誰かが必ずカバーしてくれていたものを今度は自分たちがする番なのだという世代交代を感じたあたりが10周年作品として作られた理由でしょうかね。
ういんどみるはこれからも新しく進化していく!そんな感じでしょうか

本作はエンターテイメントというものに重点を置いてある作品です。まだまだ手を加えて欲しかったシナリオもユーザーを笑わせよう、楽しませよう、わくわくさせようということが伝わってくる演出は見事でした。
そして何より、トゥルーエンドED曲「Prologue」は今作を〆るにあたりこれほどベストな曲はないのではないでしょうか。
スッと入ってきて読みやすいテキスト、e-moteと音楽による楽しさ倍増演出、そしてこ~ちゃ氏の可愛らしいデザインと10周年作品としてういんどみるらしい作品になっている思います。
e-moteに興味があるなら是非、何より楽しいエロゲとして本作『ウィッチズガーデン』は確かな評価をできる作品です!
[ 2012/12/16 09:09 ] レビュー | TB(0) | CM(0)
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