猫の足跡 木洩れ陽のノスタルジーカ 感想
FC2ブログ
//頭のバナーはここで

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

木洩れ陽のノスタルジーカ 感想

木洩れ陽のノスタルジーカ
メーカーSTREGA
原画のり太
シナリオ嵩夜あや                 
点数85点


『木洩れ陽のノスタルジーカ』応援中です!

新規メーカーSTREGA、実際には『処女はお姉さまに恋してる』で有名なキャラメルBOX所属だったのり太氏と嵩夜あや氏による今作、『木洩れ陽のノスタルジーカ』のプレイ感想になります。

今より2世紀ほど未来の世界、技術革新によってあらゆる機器が進化しヒューマノイドが当たり前の世界。
ほんの小さなイタズラと事件をきっかけに主人公達は学園に隠されていた何十年も前に作られたヒューマノイドと出会う。
これは過去と未来を、人とヒューマノイドを、そして心を巡る一人の男と一人のヒューマノイドの物語。



いつもどおり下記からです

【システム・構成】
システム面から
処理面では大分軽くサクサクと。重い演出もないため動作性はかなりスムーズ。
コンフィグはもっと頑張って欲しかったかなと思える所が多々ありますね。個別ボイス音量の調整が出来ない、既読オートスキップや次選択肢へのスキップが無いことでの周回プレイの手間でしたね。
序盤から細かく分岐するので展開が変化するため選択肢スキップはなくともオートスキップは欲しかったところ。

それ以外だと用語注釈が中々にありがたかったかなと。作品が情報系、それもソフトウェアからハードウェアまで扱うのでそこらの専門用語解説や馴染みの薄い単語への注釈はあって嬉しい点ですね。


構成
別に変わったことなく各人個別、ノーマルエンドが用意されており全5種とノーマルエンド以外を全部やることで追加シナリオ解禁。ノーマルエンドはCG回収程度。
Hシーンでは基本的に外、中出しの選択ができるといった感じです。

【サウンド】
ボーカル3曲、BGM18曲。ちょっと曲数的には少なめかなーと。
ボーカルはOPが佐咲紗花、挿入歌に茶太、EDが霜月はるかと豪華な方々。どれもアコースティックな感じの曲で心地良いのが印象的ですね。作中が機械だー、情報処理だーとか云っている作品なのでそれに反した音楽性が特徴って感じです。

【演出・デザイン】
デザイン系としてデバイスを意識したところがあげられるかな。見難いとかはないしむしろ小さいスペースを上手く使ってコンパクトにまとめているデザインになっています。
個人的にメインメニューから終わらせる時にWindowsキーのようなデザインをしたボタンがあるのに気づいてちょっとニヤリとしていたりします。

演出面は結構良い方ではないでしょうか。
効果音も多いですし立ち絵の動きもしっかりとありスタンダードな画面構成のゲームとしれば十分な出来と言ったところでしょう。
音声面としてセリフ外での会話も収録されておりメインキャラ以外がいるという状況を上手いこと表せているのは良いところ。
それと主人公にもボイス有りなのですが要所で喋るだけじゃなくこれだけ喋らせちゃうならいっそ全パートとか最終章は喋り通しで良かったのではないかなー。配役も良く邪魔にならない良い感じだっただけにもっと聞きたかった感じです。

【グラフィック】
グラフィックはのり太氏が担当。目に特徴ある方ですねー、キャラデザは好み分かれるところがある絵師かなと思っている感じです。差分抜きで100枚ぐらい。改めて見てみると結構な量がありますね。3桁超えていれば十分でしょう。
表情差分は結構多いけど立ち絵差分が少なくそこらに不満足感はあるのですがその辺を感じさせないような演出を用いることでなんとか解消できているかなぁと。

人物絵だけでなく無機物絵やデジタル的なイラストが多くそこらのメリハリが効いている点と海中等の透明感ある塗り、小物やディスプレイの描き込みによる情報量の多さは本作の特徴でしょう。

 グラフィックは総じて高いクオリティに仕上がっている良いところなのですがシナリオ上テキストが難しく絵を見るよりも文章に集中してしまう事が多かったので魅力あるイラストに気を向けにくいのは惜しいところ。

【ストーリー】
学園祭まではほぼ共通の流れで進みヒロインによって解決方法に変化が出ると言った感じで学園祭後から展開が大きく変わるという話。

話の軸は基本的にはしねまになっておりしねまに関わる中で自分の気持ちを整理して…という感じになっているため全体を通して主人公とヒロインの物語というよりもしねまと主人公とヒロインと3人が主役になる話になっています。
なんというか主役はしねまであってヒロインとの付き合いは結構軽いんだなぁと思ってしまったところ。
最初からヒロイン全員から好感度MAXで始まっているようなものなので友人から恋人になるまでの悩みとか心境の変化はあるけど「お前の事は大好きだけど今はしねまがヤバいからまずはそっちだ!」みたいな感じです。いや、ホントしねまが中心になりすぎてヒロイン個別やっているという感じがしないまま終わってしまうぐらいなら個別毎にもっと別の展開にしてしねまルートを用意した方が良かったのではと思ってしまいました。

文章に聞きなれない言葉が多くでてくることもあってサクサク読めるとはいかないのがちょっと難点でしょうか。共通パートでの掛け合いは面白く登場人物が多く盛り上がりも良いのですがやはり本題になると専門用語が出てきたりしてしまうのでその辺りちょっと疲れるかなー。
逆に言えばそれは読み応えがある。ということになるわけで、読むと決めてしまえばガツガツ行けるようなテンポの良さとストーリー展開はかなり良い物でボリュームもあり満足度の高いシナリオになっています。
ただ展開がちょっと急なのも気になったところ。


Hシーンは全員3シーン用意されています。しねまは無いよ。攻略ヒロインじゃないもの。

【総じて】
全体的に良い出来の作品ですがそれぞれにもう一味追加して欲しいところがあった作品ですかね。
グラフィックや演出面もかなり気合が入っているしシナリオも涙腺に来るものがある、音楽も良い物が揃っているのでより力を入れて欲しかったと思う点が多いのが惜しいところ。具体的にはシステム面と展開の早さ、個別ルートの差別化でしょうか。
それとしねまゲーになっているわけですがやはりラストエピソードまでやったうえでその後が気になって仕方ないのですよね。ここまで全部プロローグでした!と言われても納得できるぐらい本編はしねま中心になっていましたね。

さて、改めて。
名作とまでは言えない詰めの甘さがあるのですが良作として間違いなく推せる作品です。ルート毎の補完や綺麗なグラフィック等ライトユーザーにもおすすめできる非常に良い作品、安定の嵩夜氏ですからね。
[ 2013/02/26 09:55 ] レビュー | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。